
令和7年6月18日(水)、ANAホリデイ・イン金沢スカイにて「第14回 通常総会」を開催いたしました。
第一号議案では能登半島地震からの復旧・復興に向けての活動や、研究会活動、外部機関との連携に関する報告がなされた他、第二号議案では令和7年度の活動計画が発表され、質疑を経て最終的にすべての議案が承認・可決されました。
昨年は50名の出席でしたが、今年は80名以上の出席となり、後半の懇親会も大変盛り上がりました。
当会会員も昨年度は16名増え、今期も既に10名ほどの加入希望が届いていることから、今後も更に活動が活発になることが期待されます。
第二号議案、令和7年度事業計画のピックアップ
以下、今年度の事業計画の中で「当会会員の皆様に関係しそうな項目」や「昨年度事業から新しく追加された項目」についてピックアップして紹介いたします。
なお、あくまで計画ですので、予定となります。
いずれも、実施前に当会事務局より案内(メールまたは紙面による)があるかと思いますので、詳細はそちらをご確認下さい。
1.理論政策更新研修
理論政策更新研修(4時間の研修)は、更新要件のひとつである「新しい知識の補充に関する要件」として実施する研修です。
登録有効期間5年間で5回修了する必要があります。
開催日:令和7年9月13日
場所:石川県地場産業振興センター新館 コンベンションホール
テーマ:必須①新しい中小企業施策、選択②中小企業の復興支援、選択③中小企業の復興支援
2.診断実務研修(実務ポイント)
中小企業診断士の資格の更新にあたっては、中小企業支援または実務従事(補習)の受講30日(30ポイント)分が必要となります。
本実務研修では、その更新に必要となるポイントを獲得することが可能です。
今年度内の実施は1回を予定しています。
内容や対象業種などは未定です。
3.プロコン育成研修
新入会より3年以内の会員を目処に、当会ガイダンスやプロコン育成研修の実施を予定しています。
開催時期などは未定です。
4.視察研修
他県の協会の視察を予定しています。
行先・時期などは現時点では未定です。
5.新研究会「企業内診断士 共創研究会」の新設
社会や経済の不安定が続き、中小企業診断士による支援の必要性が高まっている中、企業内に所属している診断士の参画・協力も必要になってきています。
そこで、当会会員の「小泉保裕 氏」が起案者となり、当会所属の診断士のスキルや知識の底上げおよび平準化を図り、経験値を高めるための研究会を設立いたします。
独立・企業内に関係なく参加できる研究会とし、会員相互の交流および人脈形成を図り、様々な背景を持つ会員がお互いに教え&学ぶ場を作っていきますので、ぜひご参加下さい。
(他地域の診断士や他士業との交流、企業との連携機会も検討します)
6.企業視察研修
石川県内の支援企業を対象に、企業内部を視察する予定です。(1-2社を予定)
過去にも実施していたそうですが、コロナ禍を機に止まっていました。
今年度より再開する予定となります。
懇親会の様子
通常総会の後は、当会恒例となる懇親会が開催され、多くの会員が交流を図りました。
来賓の石川県商工労働部の西村聡 氏(なんと中小企業診断士の資格をお持ちです!)からスピーチとして、能登半島地震からの復旧・復興に向けた補助金の創設や、トランプ関税に対応する3つの柱「最新情報の提供」「専門家派遣の上限撤廃、予算確保」「制度金融による融資制度、資金繰り支援」といったお話をいただきました。

石川県商工労働部部長「西村聡」氏
その後の宴会では、久しぶりに会う会員がお互いの近況について話し合い、多くの笑顔が生まれていました。
また、新たに当会に加入された会員の自己紹介もあり、今回は7名からの挨拶がありました。

新たに入会された7名からの挨拶
皆、中小企業診断士になった背景は様々で、それまでの経験も一人として同じ方はおりません。
だからこそ、お互いの強みを活かし、協力して事業者の支援に当たれるのだろうなと、改めて感じました。
仕事は「人と人の繋がりによって生まれるもの」であるため、当会ではこのような機会を「お互いを知る場」として大事にしております。
会員間の交流を求める方は、ぜひ「企業内外診断士の交流会」や「新年交流会」にもご参加下さい。