
毎回、参加者から大好評をいただいている『企業内外診断士交流会』。
この度、令和7年3月14(金)に、第6回目を開催しました。
今回も初参加となる中小企業診断士が複数名いた他、なんと令和6年度の試験で合格したばかりの方(登録前)もおられ、
お互いの体験談や知識を伝えあったり、資格取得の背景や活動理念を話し合ったり、大変多くの交流が図られていました。
基調講演:久田副会長による奥能登支援の活動報告
交流会は石井会長の挨拶に始まり、冒頭では久田副会長より奥能登支援の活動報告がありました。
令和6年の能登半島地震以降、能登復興の支援に向けて当会が行ってきた取組みとして
奥能登支援センターへの派遣事業や事業環境変化対応事業、専門家の派遣、保証協会事業などの活動実績が挙げられました。
阪神淡路大震災や、熊本地震からの復旧事例を鑑みると、
災害発生から2年目となる今年、令和7年が「なりわい再建支援補助金」の支援のピークにあたる見込みだとの、県の意見もあります。
今年は当会に所属する診断士間だけでなく、支援機関や県担当者、各自治体との連携強化と、
能登地方の事業再建に向けた伴走支援が課題となりそうです。
まだまだ先が見えない状況ではありますが、
活動報告を聞いている会員の皆様の、引き締まった顔が印象的でした。
MG研究会より活動報告
続く発表では、当会「MG研究会」の谷口会長が登壇、
MG研究会の概要や活動実績、MQ会計を導入した企業の業績変化の事例について、紹介がありました。
研究会所属のメンバーからは、
『専門家派遣や商工会の窓口支援などの場において、定性的な助言だけでなく、数値を元にした定量的な助言も出来るようになる』
『そして、それらが相談者の満足度向上にとても貢献している』
『お客様から”ありがとう”を頂ける』
という実際の支援例に基づいた声も聞かれ、
多くの参加者が興味を持っていたようでした。
令和7年は次回4月に『ビズストーム研修』が行われ、
MG研修は秋頃の開催を予定しています。
(なお、6月には谷口会長が単独で開催する予定もあると聞きました)
以下の記事にて紹介しておりますので、
興味のある方は、ご覧ください。
▶若手社員のやる気がUP!2025年4月「ビズストーム研修」開催のご案内
全員が中小企業診断士、立場を超えて懇親を深める懇親会
講演会後に開かれた懇親会は、竹内副会長の乾杯で始まり、
多くの方が杯を酌み交わし、名刺を交換し、深く話し合い、笑い合い、
同じ”中小企業診断士”として、立場を超えて懇親を深めていました。
21時過ぎには一度解散したものの、
お互いに話し合う熱は収まらず、その後場所を変えての二次会も開催されておりました。
将来的に独立を考えている企業内診断士の方も多いようで、
独立している方が意識している事や、強みの作り方、差別化するポイントなどの話に耳を傾けていました。
私たちは全員が異なる背景を持っており、誰一人として同じスキルを持っていません。
『だからこそ、お互いの強みを活かし、協力して支援することが出来るんだろうな』と感じさせられた、懇親会でした。
次回の「企業内外診断士交流会」は令和7年の秋ごろの開催予定
多くの出会いと交流があり、沢山の学びと笑いが起こった、企業内外診断士交流会。
解散時の参加者の顔を見るに、今回も大満足いただけたのではないでしょうか。
次回は令和7年の秋頃を予定しています。
参加者の皆様にとって、得られるものの多い場としていきますので、ぜひお気軽にご参加下さい。
“あなた”とお会いできる日を、楽しみにしています。